苛性ソーダってさ
コールドプロセス法で石けんを作るために必要な苛性ソーダ。
いわゆる水酸化ナトリウムですが、中学理科で酸素の発生実験をするときに使ったことがあると思います。
劇物指定の薬品なので、買うためには印鑑と身分証が必要だったりします。
かつ、取扱には充分な注意と安全対策が必須です。
参考までに、詳しい取扱方法のPDFはこちら。
これじっくり読むと、結構大事なことが書いてあって。
特に、水溶液を作るときは苛性ソーダを水に入れる、ここが大事っ。
あともうひとつ。
苛性ソーダは、かき混ぜないと溶けにくい、ということも書いてあります。
まず、苛性ソーダに水を入れてはいけない理由は、温度が急激にあがるからです。
理科の実験でも薬品を水に入れる、と習いましたね。。。
温度が急変すると、ガラス容器の破損、 突沸による飛散と蒸気発生の可能性が高まります。
もうそんなことになったら事故ですよ😵
石けん作ってて事故はマズイでしょ〜
(苛性ソーダの危険性はリンク先PDFなどでご確認を)
苛性ソーダ水溶液は時間をかけて作っても使えなくなったりしないので、
焦らず、少しずつ薬品を入れて静かにかき混ぜて、冷ましながら作るのが安全かと。
ちなみに冷やしながらガチャガチャ乱暴に混ぜると再結晶化してしまうので💦
静かに混ぜます。
このように注意点も多いですが、扱い方をきちんと守れば怖くないので、
雑にならないように気をつけて石けん作りを楽しみたいと思います。